今回は、洞爺湖温泉。
全国的にも有名な温泉街の中にある大和(だいわ)旅館。有珠山の噴火(2000年)直前に開業。古い建物を磨きあげてとても清潔に仕上げている。経営者に敬意。
ここも、2つの原泉の混合だそうで、言うまでもなくかけ流し。 肝心の風呂と言えば、これ以上シンプルには絶対不可能な湯船が一つあるだけ。サウナ、露天風呂といった最近のハヤリとは無縁の世界。しかし、とても暖まる。あたりまえか。洞爺湖の温泉だもんね。温度も適温で、熱過ぎず、ヌル過ぎず。
湯船でくつろげます。ただし湯あたりに注意。効きます。カランも十分あるため比較的余裕で体を洗う事もできます。脱衣場はすのこで、清潔感あふれてます。
ヒトの事はあまり言えた立場じゃないけど、ここの温泉に限らず、風呂からあがる時にタオルで体を拭かないで脱衣場まで来る輩が急増しています。自分の家でもあんなにべたべたのままなのでしょうかね。いい年したジジイにもそういったのが最近目につくのです。こんなアホがたくさんいても、フローリングやマットだとべたべたで気持ち悪くなりますが、すのこの脱衣場だと多少は緩和されます。アホ対策としてはとても有効です。
その他は特筆すべきものはありませんが、とにかく近くをお通りの際は時間が許せば入浴すべき温泉の一つに間違いありません。 漬け物屋さん(梅宮辰夫さん)の交差点から坂を登って(300メートルほど)右手にあります。
決して、道路脇にある「温泉案内所」で場所を聞いてはいけません。有名ホテルや旅館とつるんで、そこをゴリ押しする係員が時間を潰しているだけですから。
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