世界屈指のスキー場を持つ地、ニセコは第2回選定分として、2004年10月22日に北海道遺産に登録されました。
 ニセコアンヌプリを主峰とするニセコ連峰は、1,100m級の山々が連なっていて登山に訪れる人も多くいます。

レジャー人気に拍車をかけた

 【ニセコ】という地名は、羊蹄山の北側の山々(ニセコアンヌプリ、ニセコチセヌプリ、ニセコイワオヌプリ)一帯を指しています。ニセコ町だけでなく、倶知安町、蘭越町、共和町の4町を総称しているのです。
 娯楽施設が少なかった時代、厳寒の北海道の冬最大の楽しみはスキーでした。スキー場の代表格として昭和初期から知名度の高かったのはニセコ連峰です。雪質が世界でも有数であり、ロープウェイから臨む羊蹄山周辺の雄大な景観には人を惹きつけてやまぬものがあります。

 東洋のサンモリッツと呼ばれるニセコ国際ひらふスキー場は、ニセコ最大のスキー場です。コースも34と充実しており、中級・上級者だけでなく、初心者の方も楽しめるようになっております。
 また、山麓には新鮮な食材を使った料理店や飲食店などが多数あり、スキーだけでなく、北海道ならではのおいしい料理を堪能できます。

 ニセコで楽しめるのはスキーだけではありません。テニスコートやゴルフコースを完備した施設もあり、今日ではラフティングなどの新しいスポーツの拠点となり、どの季節に訪れてもアウトドアをたのしめるようになっています。

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