北海道を代表する温泉地・登別温泉最大の源泉、「地獄谷」。地獄谷は約1万年前に笠山という活火山が噴火してできた爆裂火口跡です。直径450mの谷底に沿って多くの沸出口や噴気孔があり、毎分3000リットルもの湯が沸き出している。11の泉質が沸出しており、色々なタイプの温泉を楽しめることから登別温泉街は「温泉のデパート」とも言われています。 |
遊歩道が奥の方まで整備されていて、火口原の中央にある活発な源泉を見ることができます。辺り一帯には硫黄の強い香りが立ちこめ、大量の湯気の熱気であたたかささえ感じます。地の底から熱湯や水蒸気、さらには火山ガスが激しく噴き出す様子はまさに「地獄」を思わせ、迫力満点の光景を目にすることができます。 |
地獄谷の北東に位置するひょうたん型の「大湯沼」。日和山の噴火してできたと言われるこの沼は、火口跡に50から150度の湯をたたえている。日和山周辺の散策路では、ガンコウランやイソツツジなど植物が生息しており、高山植物の名所としても人気があります。 |
登別と言えば「のぼりべつクマ牧場」。登別温泉街からロープーウェイで”クマ山”の山頂に至ると全国でも珍しい熊の牧場があり、円形の鉄柵の中に約180頭のヒグマが放されています。愛嬌のある熊たちが、玉乗りや自転車乗りなどのショーを披露してくれます。ヒグマ博物館とアイヌの人々の生活を再現した「ユーカリの里」も併設されており見どころがいっぱいです。 |
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