宗谷丘陵の周氷河地形
宗谷丘陵に見られるなだらかな斜面は、約1万年前まで続いた氷河期の寒冷な気候のもと、地盤の凍結と融解の繰り返しによって土がゆっくりと動くことでつくられたもので、周氷河地形と呼ばれます。周氷河地形は北海道に広く分布しますが、宗谷丘陵では山火事によってその独特な地形が際立っています。日本最北端のこの丘陵には広大な肉牛牧場が広がり、夏季には豊かな自然に育まれた健康な黒牛が放牧されています。
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