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■第9話 「サンヨウチュウ!?」2005.8.12 | |||||||||||
今年の夏は比較的暑い日が多い気がする。こういう夏はクーラーのない職場を離れて涼しい森に出かけるのが一番だが、なかなかそうはいかないのが悲しい。
利根別の森にも、時折捕虫網を持った親子を見かけるが、大抵樹の根本をほじっているところを見るとやはりクワガタ狙いの様だ。ノコギリやミヤマはいることはいるが。数は少ないのでがっかりして帰ることが多い様だ。その点、ノコギリカミキリ(写真1)は大型の甲虫で、個体数も多いので、もっと人気が出てもよさそうなものだが、どうだろう。エゾゼミ(写真2)もなかなか立派な体格だ。バッタではミヤマフキバッタ(写真3)がおもしろい。翅が小さく、申し訳程度についているのがかわいらしい。移動範囲が狭いので地域変異が多いのだそうだ。
三笠市の博物館に10年振り位に行ってみた。地元産出の立派なアンモナイトとともにサンヨウチュウの化石の特別展が行われていた。(写真4)このサンヨウチュウの化石を見ると思い出すのが、ヒラタシデムシの幼虫である。(写真5)ウーン似ている。成虫は漢字で「死出虫」で、カタツムリや他の動物の死体に集まるので、あまり好かれないと思うが、この幼虫ちょっと太古のロマンを掻き立てられます。サンヨウチュウのDNAを引き継いでいるのかしらん…と。
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(続) |
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